KUWATECHNO – 桑原の技術 –

KUWATECHNO – 桑原の技術 –

桑原の技術

先進の開発技術による
修整・加工

長年の経験と、あらゆる素材と道具を使いこなす確かな技術

"KUWA-TECHNO"

当社は1958年毛織物の街「尾西市(現愛知県一宮市)」で創業し、織物の検品・修整を手掛け、産地の発展と商品の品質向上とともに技術を磨いてきました。
現在は、厳しい目利きによる「検品」をはじめとして、職人による手作業「キズの修整」「色の修整」「シワの修整」などの伝統の修整技術、先進の化学技術を利用した「汚れ落とし」、検査機関で基準未達となった「堅牢度」「物性」「機能性」「安全性」の修整に至るまでの幅広い業務を展開しております。
桑原の技術(KUWA-TECHNO)は、これらの各種技術を統合し「繊維・ファッション業界のドクター」として、衣料・雑貨の品質向上の一助となるよう日々技術を磨いています。

伝統の技術による検品・修整

検査・検品

繊維を知り尽くした熟練の職人が行う原反検査を原点とし、お客様との入念な品質打合せを経て行われる製品検品は、様々なニーズにお応えする為に、長年ノウハウ蓄積を行ってきました。
アパレル産業のグローバル化に対応し、いち早くお客様の工場拠点の側にローカル拠点を展開。日本人スタッフの元、現地スタッフと共に検品の目利き力を鍛えています。
検品依頼を受けた商品により、適切なラインを組み、異物混入・他のラインへの商品混入を防ぐ工場レイアウト、運用ルールの徹底、各種機材の工夫・活用など、随所に桑原の技術を活かしています。
また、桑原グローバルグループの拠点ごとに、納品先様の基準、「各種認定」を取得しております。

織り・原糸・キズ修整技術

織物・ニットなど、素材による修整施術(糸入れの仕方)の使い分けや、長年使用している伝統の各種道具の使いこなしなど、各種技術を組合せ応用したキズ修整技術を展開します。

針・糸入れ

尾州産地(ウール産地)特有の修整ニーズを原点に継承発展してきた針・糸入れ修整技術は、当社技術の原点であり得意分野のひとつです。

織物のキズ修整

織物のキズ修整は、生地の破損している織り組織に糸を入れ、元の織り構成と同じになるよう、修復していきます。熟練の技術者は、元の織り構成(縦糸・横糸の構成)を正確に見極め、直す製品に使われている糸を活用し、丁寧に元の織組織を修復することで、違和感の少ないキズ修整を施します。

ニットのキズ修整

ニットのキズ修整は、破損した編地のループを、補修する糸で新たにループを作り、編み込んでいく作業になります。熟練の技術者は編地の組織を正確に見極めます。修整する商品で実際に使われている糸を活用し、丁寧にオリジナルの編地を修復していくことで、違和感の少ないキズ修整を施します。

金櫛修整

織物産地で考案された、伝統の織物修整手法のひとつ「金櫛」修整。技術者は均等に配置された針(櫛)を織り組織が乱れた繊維に強く押し当て、力加減を微妙に調節しながら修整していきます。また原反シワなどにも、シワの山谷を見極め、的確に金櫛を入れ凹凸をならす修整を施します。当社は道具としての独自の金櫛にこだわり、その熟練の技を磨いています。

縫製直し技術

高機能工業用ミシン

複雑で高等な技術を要するスーツの裏地交換・付け直しから、シンプルな洗濯ネームの付け替えまで、様々な各種高機能工業用ミシンを使い分け、熟練工が処方を見極めて修整を行います。

インキング・色修整技術

インク調合

インキング・色修整技術にとって、「インク調合」はとても大切なステップです。赤・青・黄など単純な色に見えるインキングでも、複数の色を使い分け調合を行います。衣料製品のオリジナル色を念頭に、最終仕上がりを計算に入れて色の調合を行う為、豊富な経験と高度な技術を要する工程です。

筆使い

素材や修整内容によって様々な筆の使い分けを行い、一枚の製品の中でも塗り方を変えて濃淡の調整を行うなど、高度な技術と経験を駆使して施術します。

スプレー

短時間で効率的なインキングが可能であることの他に、筆と比べて細かい粒子のインクを使用できる為、日やけなど難しい色修整にも使用します。また、縫い目の際などにワンランク上の仕上げを行う為に、少量インクの筆を使用しスプレーインクを生地に馴染ませる施術を行う場合もあります。

プレス/シワの修整技術

人体プレスやボックス乾燥機などを使用する「仕上げプレス」から、染色段階に発生したシワ、原反シワ、パイル地などの起毛ムラ・毛羽不良などの難易度の高い「シワの修整」に至るまで、特殊ブラシ、金櫛、特殊アイロンなど各種機材とオリジナル薬剤を駆使し、熟練技術者が適切な処方を見極めて施術します。

先進の開発技術による修整・加工

当社は、社内専門部門による独自の研究開発や、大学及び検査機関との共同研究・実験を積み重ねております。また、専門の薬剤メーカーと共同研究したオリジナル薬剤と処方の開発を行っており、その成果が先進的な修整・加工技術に繋がっております。この先進の薬剤・処方開発と伝統的な修整技術の組合せが、優れた修整処方の実現に役立っています。

汚れ落とし技術

染み抜きなどの「汚れ落とし」は、素材や汚れ内容を慎重に見極め、スプレーガンなど独自の充実した機材と、桑原オリジナルの各種薬剤を組合せ、豊富な経験と技術により適切な処方を施しています。

色止め(堅牢度向上加工)/各種機能性向上加工技術

「色止め加工(堅牢度向上)」を始めとした様々な修整加工に対して、当社は社内専門部門の独自な研究開発や、大学及び検査機関との共同研究・実験を通して、オリジナルの薬剤や処方の研究を積み重ねております。素材や商品の状態を見極め、様々なオリジナル薬剤などを適切に組合せ処方を選択しています。更に当社の持つ糸入れキズ修整・縫製技術など、伝統的な修整技術との組合せにより、より効果の高い処方を実現しています。加工の効果検証は外部の協力している検査機関での公正な評価報告とともに、社内でも独自の検査評価が可能です。